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Mao Kawatani

「2年連続での全国大会出場」という快挙を成し遂げた北高合唱部のヒミツに迫る!!


 去る2023年10月28日(土)と29日(日)に、レクザムホール(香川県県民ホール)において、第76回全日本合唱コンクール全国大会が開催され、北高合唱部が2年連続で出場しました。


 その快挙に至る舞台裏を北高PTA広報委員会で探るべく、顧問の井上大祐先生と部長の北川万結さん(2年・附属中出身)にインタビューを実施。知られざる合唱の世界とそれにかける高校生の思いをお伝えします。





Q. 合唱部は普段どのような練習をしていますか。


A. 普段は部室の視聴覚室で練習をしています。練習内容は、発声を中心に行い、特に母音の響きの統一を軸に行っています。普段は平日は授業の後、水曜は自主練、土曜日が午前か午後、日曜は基本的にお休み、と、練習時間が多い方ではありませんが、短時間で集中して練習しています。私は、もともとバレエをやっているので疲れない立ち方を意識しています。私は小学校の合唱クラブから始めました。部員には中学で合唱をやっていた人が多いですが、高校から始めた人もいます。



Q. 今年の課題曲はどのようなものでしたか。


A. 全日本の課題曲は古今和歌集から7個をセレクトして編曲したものだったので、その歌詞の内容を理解した上で、強弱やイントネーションなど歌い方をみんなで考えて変えました。初めて聞く人でも聞き取ってもらえるように工夫をしています。県大会、中国大会を突破して、全国大会まで歌い続けられたことは本当にありがたいことでした。





Q.全国大会での発表はどうでしたか。


A.去年が11年ぶりの出場で今年は引き続いて2年連続の出場でした。1年生が多い中で頑張ってくれました。全国大会では入場の際に拍手があってテンションが上がりました。曲は歌いなれているので満足できる内容でした。審査員が2階にいるので、立ち位置が一段上なら結果が違っていたのかもと思わないでもありません。コロナも空けて、全国大会ならではの、審査を待っている50分程度の間の客席での「歌いまわし」も復活して、北高はYOASOBIのアイドルを歌って盛り上がりました。昨年も銅賞で今年も銅賞だったので、これからは金賞か銀賞を目指していきたいです。中国大会までは1泊2日でしたが、香川は2泊だったので、発表が終わってからの1泊は、とても達成感と開放感がありました。



Q.北高合唱部へのいいところは何でしょうか


A.合唱部は良くも悪くも自由で明るい雰囲気のある部活で、練習に積極的に取り組めるのがいいところです。井上先生は優しく、冬にはミカンを差し入れしてくれます。いつも同じメンバーで聞いていると出来が分からなくなる部分もあり、関係者のみなさんにいろいろアドバイスをしていただけることも北高合唱部の強みです。来年は埼玉で全国大会があり、みんなで全国の切符をつかみ取って、より多くの人に北高合唱部の歌声を聞いてもらいたいです。ぜひ、合唱部に入って、NHKホール(東京)そしてソニックシティ(埼玉)を一緒に目指しませんか。みんなで歌いましょう。お待ちしています。

合唱部では、6月の定期演奏会でミュージカルを上演します。脚本も生徒が書きます。4月に部長副部長が入れ替わってから準備をします。定演でその年の課題曲の発表もするので、その時期は大変ですがとてもやりがいがあります。


Q. 北高の学校生活について教えてください。


A. クラスの雰囲気は他のクラスに比べると静かと言われますが私は結構にぎやかだと思っています。高校生活では、私は生き甲斐が部活なので、自主練の水曜は若干憂鬱です。好きな科目は歴史と公共で、特に世界史の先生が、歴史のエピソードを詳しく語ってくれるのでロマンを感じて勉強にも熱が入ります。高校に入って、先生や友達含めていろいろなタイプの人としゃべるようになりました。



Q.将来はどんな仕事がしたいですか。

A.法学に興味があるので弁護士になりたいです。







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